No Haste, No Chains ~数学の教育をつくろう~

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2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大晦日

2011年も,もうすぐ終わりです。 今年は10月の終わりごろから,「週3回更新(内容の良し悪しは問わない)」を自分への課題にして意識して更新するようにしてみました。来年も週2〜3回のペースで更新できたらと思っています(ちょっと甘めに設定 (^^;))。 記…

クイズ番組

年末年始ということで,テレビは特別番組ばかりです。すごい頭脳の持ち主がたくさん出るというクイズ番組をやっていました。 出てたのは数学オリンピック金メダルの人,東大法学部を主席で卒業した弁護士さん,東大や京大の医学部の人,全国模試1位の人,芸…

かけ算の順序

掛け算の順序(6×8か8×6ということ)について,最近また話題になっているそうです。「6×8は正解でも8×6はバッテン?あるいは算数のガラパゴス性」*1がきっかけらしいので,見てみると,1週間ほどでものすごい数のコメントがついていました。 採点基準の妥当…

「不可」は0点〜GPAのこと

新聞にGPA(グレート・ポイント・アベレージ)について載っていました。 GPAは成績を数値に置き換え(いい評価のほうが高い点。「不可」は0点とすることが多い。),その平均点((取得点の合計)÷(履修登録した単位数の合計))で評価する方法なので,合格した…

数学は役に立つ。だから…

先日の講演会のお話によると,秋山先生は 「数学は役に立つ。だから,つまらない公式を次々と詰め込むような教育でなく,公式の成り立ちやどんな風に役立ってるかをじっくり学べるような教育にすべきだ」 と考えて,現行過程(小学校では旧課程)の“超ゆとり…

「出世払い」奨学金導入

「出世払い」の奨学金が始まるそうです。 文部科学省は、卒業後に一定の年収水準に達しなかった人について、学生時代に借りた奨学金の返済を期限を定めずに猶予する制度の導入を決めた。貸与制を原則としつつ、返済は「出世払い」とすることで、高まる雇用不…

地域に学び,学びを地域へ

地元の情報紙を見て「数学者の秋山仁の講演会だ!」ということで,すぐに参加申し込み。今日がその講演会でした。 イベントの目的は講演会ではなく「戦略的大学連携支援事業成果報告会―地域に学び,学びを地域へ―」なので,講演会の前に事業についての説明,…

世界標準の力〜「デジタルが来た 」第4回

「デジタルが来た 」第4回(12月13日)を読みました。 グローバル社会を生きていくのには,ICT(情報通信技術)活用力や問題解決力などの世界標準の力が必要らしい。世界役70カ国の教育関係者が集まったICTの教育への活用に関するフォーラムでは,最新のソフ…

共通一次6年目

センター試験まであと1ヶ月。 共通一次・センター試験って,1979年からだからもう33年(11年+22年)もやってるんですよね。私が高3のときは,共通一次の6年目。 共通一次が始まって5年“も”たっていたわけで,先生も生徒も共通一次があって当たり前という感…

デジタル化の効果は未知数〜「デジタルが来た」第1回

学びのデジタル化についての連載記事は「デジタルが来た」というタイトルみたいです(前に「教育 あしたへ」とついてるけど)。12月8日が第1回。おもしろいと思ったのは,文部科学省や総務省が期待でいっぱいなのに,実際に利用しているフューチャースクール…

一人一台のパソコン

昨日から朝日新聞で学校での情報機器(電子黒板,タブレット型パソコン,デジタル教科書など)の普及やらなんやらについての特集が始まりました。「教育の情報化への対応」の動きが26年も前(1985年。私が高校を卒業した次の年だ)に始まっていたことにビッ…

教科書が変わる!

だそうです。塾のチラシにありました。この前とは違うところ 冬休みが近くなったということで,最近塾のチラシが多いです。冬季講習会の宣伝+αです。 中3,高3対象は入試を意識したもの,他の学年は新年度を意識したもの。 2012年度から中学で新学習指導要領…

釣り鐘〜高3学年末試験の思い出

高3の子どもは今が学年末試験の真っ最中。数学は行列などが範囲のようです。 自分が高3のときは,数学III*1の最後の試験は正規分布などが範囲でした。 配られた問題用紙には,見事な釣り鐘形(横向きだったけど)のグラフがありました。何のグラフか見てみる…