No Haste, No Chains ~数学の教育をつくろう~

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一人一台のパソコン

昨日から朝日新聞で学校での情報機器(電子黒板,タブレット型パソコン,デジタル教科書など)の普及やらなんやらについての特集が始まりました。

「教育の情報化への対応」の動きが26年も前(1985年。私が高校を卒業した次の年だ)に始まっていたことにビックリ。

国の方針では2020年度までに児童生徒に一人一台の情報端末を導入する方針だとのこと。
「児童生徒」は公立の小中高などだけで約1300万人いるらしい(ということは私立も入れるともっと)。


パソコン関連は日々進化・変化してて,5年前の機種でも時代遅れ,10年前のは話にならない。
日本中のすべての児童生徒に,“きちんとメンテナンスされて最新の技術に対応した使い勝手のよいパソコンが行き渡る”なんてことがあるんだろうか。数としては一人一台だけど,学校によっては故障したパソコンや時代遅れのパソコンばかり,なんてことにならないだろうか。

「そんなことは起きないようにする」となったとして,メンテナンスは誰がどうやってするんだろう。買い替えの時期や内容は誰がどう決めるんだろう。