No Haste, No Chains ~数学の教育をつくろう~

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テストのこと1

[http://d.hatena.ne.jp/Cweed/20111111/1321027321:title=前回]の受講で味をしめ,去年の今頃も大学で開放される授業を週1コマだけ受講していました。同じく“講義を聴く”タイプの授業ですが,今度のは毎回の授業の終わりに小テストがあります。

小テストは,前回の講義の確認としてテキストの問題と同じようなのが数題。テキストやノート等何を見ていいし,友達どうしで教えあってもよい。テストの点は評価には関係なし(私は学生でないので,もともと関係ないですが)。出したら帰れるので,早く帰りたいからもらってすぐ白紙で提出,なんてことも可能なわけですが,そんな人はほとんどいなかったようです。

私もまじめに取り組みました。点数が悪くても困ることはないのですが,出来が悪いと恥ずかしいし,ミスをすると悔しいし。
小テストとはいえ,久々に受ける「テスト」にドキドキ。授業中の小テストも評価につながるような中学生や高校生はもっとドキドキなんだろうな。評価につながるとなると,小テストは反省材料にして定期テストまでに確実にする,なんてのん気なことは言ってられそうもないし。

前回は,予習や復習もやろう!と思ってたのに,結局,授業を受けるだけになってしまったのですが,小テストのおかげか,今回は割とちゃんとしました。

評価に関係するテストは全15回の講義の中頃の1回の講義時間を使って行われる中間テストと全部の講義の終了後に別の日程(次の週)で行われる期末テスト。
テキストやノートなどの持込が可なのは小テストと同様ですが,小テストと違って範囲も広くて時間も長いです。当然ながら友達に聞くのはダメ(もちろんカンニングも)。
私も受けました。小テストとは違った雰囲気と緊張感でした。ちゃんとテスト勉強もして(持ち込み可なので覚えなくてよかったのはラッキー)

実を言うと,期末試験は受けずに終わろうかと考えていました。
単位取得が目的でないので申し訳ないな(採点の手間もかかるし)とかもあって(担当の先生は「受けていいですよ」と言って下さったのですが)。中間テストはともかく,「15回」に含まれない期末試験はやめとこうかなと。

講義の残り回数が少なくなったころ,一度,「期末試験は受けるのやめよう」と思ったのですが,すると…。

予習や復習が完全に疎かになりました…。
テスト勉強用に配られた問題があって,「テストを受けなくても,復習の意味で取り組んでみよう」と思ってたのにそのままに…。

期末テストを受けても受けなくても同じと思ってたんですけどね。私にはそこまでの自律心はなかったようです。
テストは,これまでの内容(特にまとまった量)を振り返るきっかけづくり,それを実行させるための強制力があるんだと感じました。評価やそれに伴う損得がなくてもある程度はあるようです。少なくとも私にとっては。