No Haste, No Chains ~数学の教育をつくろう~

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大学ロボコン2012

大学ロボコンの大会の番組を見ました。
全国21の大学の理系君・さんが大集合。

大会の規定に従ってロボットを設計・プログラミングし,部品を調達して使えるように手を加え,ロボットを製作し,試運転と改良を重ねて大会に臨むわけです。
知識や技術,協力する力(大体20人くらいのチームのところが多いそうです),粘り強く取り組む力…etcが必要です。
 こんなことができるってすごいなぁ。素敵だなぁ。うらやましいなぁ

手動機械の操縦をする人は操作の技術と本番での冷静さも求められます。
私なんか見てるだけでハラハラドキドキ…。
 操縦の人もすごいなぁ。

優勝は東大チームでした。
層の厚さと勝負強さを感じるチームで,その勝負強さは綿密なチェックと膨大な量の練習に支えられた自信によるもののようです。チェックと練習はこのチームだけではないでしょうが。アタマがいいからできる,なんて簡単なものではないということ。

圧倒的なスピードの東大と準決勝で拮抗した戦いを見せてくれた長岡技術科学大
たった3人(+途中から新入部員2人)で準備を進めてき三重大…etc。
番組で扱われたのは決勝トーナメントに残った8チームが中心でしたが,そのほかのチームもそれぞれの技術とドラマがあったことでしょう。

“ものづくり”が軽視されてきていると言われ始めて久しいですが,
   “ものづくり”ができるって素晴らしいな
   “ものづくり”に熱意をもって取り組んでいる若者はちゃんといるんだな
ということを感じさせてくれる番組でした。